お金に不安な会社員が「バビロンの大富豪」を読み、お金を擬人化し始める

お金の勉強

今回読んだ本「バビロンの大富豪 『繁栄と富と幸福』はいかにして築かれるのか」ジョージ・S・クレイソン

お金についての不安

私は正社員として働いていて、ちゃんと仕事に行けば毎月勤め先から一定のお給料がもらえます。

それでも、老後2000万円問題・人生100年時代・コロナ禍による倒産…と聞くと、「お金心配だな」といつも思います。

現時点では、毎月一定の収入があるにも関わらず、常にお金に対しての不安がある。これがなければもっと自由に生きられる気がする!

そんな思いから、「バビロンの大富豪 『繁栄と富と幸福』はいかにして築かれるのか」を読んでみて、考えたことをまとめます。

お金についての本は、専門用語が出てくると挫折しそうと思ったのですが、この本は、バビロン(古代都市。バビロンは古代の世界でもっとも裕福な都市で、バビロン市民はもっとも裕福な人々だったそうです。)にいた色々な大富豪さんたちが「繁栄と富と幸福」の築きかたについて教えてくれるお話、という形なので、面白くてスラスラ〜と読めました。

「バビロンの大富豪」を読んで学んだこと

これからお金に対する不安なく生きていくために、私が勉強になったことを3つまとめます。

財産とは、お金の流れである

人間にとっての財産とは、財布の中の現金ではない。しっかりした定期収入こそが財産。貯めたお金を働かせれば、財布には途切れることなく富が流れ込んでくる。

この本のプロローグに、「仕事、仕事、仕事。何も変わらない。ああ…」というセルフがあります。

これに私は大共感でした。ちゃんと仕事してるのに、なぜかお金の不安が消えない…

でも、ちゃんとお金を貯めて、ちゃんと投資すればお金たちが私と一緒に働いてくれ、そして収入を持ってきてくれる。これこそが私の財産となる。

だんだんお金が可愛い仲間のように見えてきました。

知恵のある人に相談すること

投資するときは、安全に取り戻せるかどうか、一つ一つ慎重に確認すること。望ましいのは、金を操り利益を生むことに経験を積み、知恵のある人に相談すること。

可愛いお金ちゃんの働き先は安全な職場にしてあげないといけません。(そしてちゃんと戻ってきてもらう)

でも私はお金ちゃんの働き先についての知識がないので、よく知っている人にアドバイスをもらってから働きに出した方がの良さそうです。でないと戻ってこられない危険な職場へ送り出してしまう可能性があります。

お金の本を色々読んで、勉強してみようと思います。

明確な望みを持って努力する

強く、明確な望みを持つべし。望みを叶えるために、能力を開発し、仕事の技量を高め、勉強する。

私の望みは「お金の不安を無くす」ですが、これだと目的がはっきりしていません。「お金の不安を無くすため、いくら貯めよう」のようなはっきりした形があれば、実現に向けて努力出来、達成できる可能性が高まるようです。

不変の原則を知ることができた

お金って生活に必要なもの、なくなると困るものくらいの知識の私に、「お金ってこういうふうに稼いで、守って、増やすものなんだよ」という知識を優しく教えてくれる本でした。この本の「はじめに」の中に、「適切な考え方(正しい考え方)なくして適切な行動はあり得ず、適切な理解なくして適切な準備はあり得ません。」と記載がありましたが、「お金ちゃんは大切な仲間」と思えるようになったことが、この本からの私の1番の学びだと思います。

お金ちゃんに良い勤め先を紹介したい!

私はこれまで、せっかく私のところへ来てくれたお金を、適当に使って放り出していたんじゃないかと思うと、悲しい目でこっちをみながら出ていくお金の姿が頭に浮かび、申し訳なくなってしまいました。

この本のいう通り、収入を私だけではなく、お金が働いて運んできてくれるようになるなら、なんだか仲間みたいで心強い。将来の不安も軽くなりそうです。

これからはちゃんと可愛いお金ちゃんのことを考えて、良い勤め先を紹介し、いつまでも私の元に戻ってきてくれるように、知恵のある人に学ぶ(本を読んで勉強)をしていきたいと思います。

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