今回読んだ本「アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト」成毛眞
元マイクロソフトの社長さんに聞きたい、これからの働き方
今、世の中の変化を感じ、これからさらに働く環境も大きく変わっていく予感がしています。
変化の予感はしながらも、私は日々会社員として職場と自宅の往復(在宅勤務の時は精神的に往復)を続けています。
これからの働き方、考え方についてヒントがほしいと思っていたときに、この本「アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト」を見つけました。
著者は、1991年から2000年までマイクロソフトの社長さんだった成毛眞さん。
レビューには、雑談程度の内容とのコメントもありましたが、私は元マイクロソフトの社長さんと雑談できる機会もないので読んでみることにしました。
マイクロソフトの元社長さんに、これからの働き方の心構えを教えてもらいたいという思いでこの本を読み、学んだことをまとめます。
「アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト」を読む
この本の中から、会社員の私がこれからの働き方のヒントとして学んだことから3つをまとめます。
趣味でも何でも自分にプラスアルファを持つこと
人生100年時代にあって、定年後も生きていかなければいけない。定年まで安泰と言い切れる業界もない。今ついている職業以外の「プラスアルファ」を持っているかどうか、が運命を大きく左右しうるそうです。
最近は副業という言葉もよく耳にします。今すぐに稼ぐことには繋がらなくても、「これから」のことを考えて、今の就職先や家庭の他にも、収入面・精神面での拠り所を持つこと、これはできれば私も何とかしたいと思います。
転職は軽い気持ちで
これからは、卒業した大学名よりも、最初に入った会社名で選別される時代が来ている。転職は気軽な気持ちでした方がいい。
そのくらい、「転職」が当たり前の世の中になっているということでしょうか。
我慢してでもこの会社に尽くします!じゃなく、やりたくないことはやりません。心地よい場所は自分で探す。がこれからの働き方のようです。
今の自分は、しんどいなぁと思いながらも新卒で入社の会社に10年以上…
田舎だからか、それが「えらいね」とも言われますが、そんなマインドは変えていかなければいけないのかも。
情報社会で生き残る
技術変化のスピードはゆっくりになることはない。知識量の差が生き延びることに直結する時代。良質の情報を効率的に入手するには、キュレーション(情報を選んで集めて整理する)をしている人の本を読む、話をきくかするしかない。
著者は「面白い人を見つけたら突撃」「Google翻訳で海外記事を読む」をお勧めしています。
私はサイエンスZEROから始めようかな…(これもおすすめされています)
この会社で、この仕事で、この土地で、にこだわらない
私たちの人生には定年後も長い時間があること、この先の社会で今の勤務先がいつまでも続いていくのかということ、さまざまな不確定要素が多い現在では、これまでのように先を見通すことは難しいです。
そんな社会では、自らどんどん情報を集め、転職だって軽い気持ちで行えるような軽やかさを持って、今の仕事、職場、住んでいるところに囚われることなく、変化を楽しんでいく。
これからの時代を謳歌するにはそのような姿勢が大切なのだと感じました。
変化の時代を楽しむしかない
コロナによって世界は一変しましたが、この変化は私にとって、いつかやってくるはずの未来を、早い段階で考え始めるきっかけにもなりました。
変化について積極的に情報を取り、楽しむ姿勢で生きる。
先日読んだ「超訳モンテーニュの中庸の教え」にも、「自分は揺らぎ、定めないもの、私はそれを楽しむことにした」とありました。
コロナ禍であってもそうでなくても、変化を楽しめる姿勢でいるということを、心がけていきたいと思います。
コメント