ただの会社員が「ベゾス・レター」からリスクについての考え方を学ぶ

仕事

今回読んだ本「ベゾス・レター アマゾンに学ぶ14箇条の成長原則」スティーブン・アンダーソン、カレン・アンダーソン

リスクと失敗について学ぶ

私は「とりあえずやってみる」が苦手です。

何か決めるとき、小さなことでも考え過ぎて、結局何もできないことがよくあります。

そんな私が「ベゾス・レター アマゾンに学ぶ14箇条の成長原則」という、リーダーや経営者、起業する人に向けて書かれているであろう本を読んで、「リスクと失敗」に関する考え方を学んだのでまとめます。

ただの会社員でも参考になった考え方

著者は、リスクとテクノロジーが専門分野のビジネスコンサルタントさん。

この本の目的は、読んだ人がリスクというレンズを通して物事を見られるようになること。

本全体は、事業を始めたい人・成長させたい人向けの内容と思います。

その中で、ただの会社員の私が、今後参考にしたい、リスクと失敗に関する考え方が以下のふたつです。

失敗は大したことない

一つ目に、リスクに挑んで「失敗」しない限り成長しないということ。

ベゾスのビジネスモデルには失敗は織り込み済み、多くの実験は失敗するということをわかっていて、失敗に基づいて新たなものを構築する。

「失敗しないと成長しない」はよく言われる言葉ですが、それでも私は失敗したくない…と考えてしまいます。

最初から失敗する覚悟が必要とは思っていませんでした。

失敗に終わるものの方が多い、だから失敗する覚悟を持って、失敗から学ぶことの方を目的にしよう。

こう考えると、「とりあえずやってみよう」という気持ちが生まれます。

私の職場はAmazonではないので、「たいてい失敗します。その覚悟はできています。」と上司に言ったら怒られる気がしますが、仕事以外でも、何かを始めるときの一歩目が軽くなる考え方だと思いました。

決断には2種類ある

二つ目に、目の前にある決断が1型なのか2型なのか意識すること。

1型の決断とは重大かつ後戻りができない決断、2型の決断は、うまくいかなかったら変えることも取りやめることもできるもののこと。

2型の決断に対しては大掛かりな検討は必要なく、間違っていれば軌道修正すればいいだけ、つまり計算してリスクを取るということ。

この決断を1型と2型に分ける考え方は私にとって新しい発見でした。

日常でも仕事でも、日々たくさんの決定がありますが、私はすベて同じように考えてしまいがちです。(後でそんなに悩むことじゃなかったな…と気づく…)

決断の時大切なのは、まずその決断が1型か2型かを見極めること。

2型の決断ならうまくいかなければ変更すればよいので、どうということはない小さなリスクです。

確かにこう考えれば、「ダメならやめよう」と迅速に意思決定をすることができます。

とりあえずやってみるが大切

例えば何かに興味を持ち、始めてみようかな、と思っても、自分にできるかな…時間が…お金が…と考え始め、結局始めないということが私にはあります。

Amazonの成長原則に当てはめれば、失敗はするものだからやってみて失敗しても大したことはないし、後戻りできないことではないければ、ダメだったらやめればいい。

「とりあえずやってみる」が苦手な私にとって、仕事以外でも、何かを始めたり、決断する時に参考になる考え方が学べました。

事業ではなく、自分を成長させるために

私が、「ベゾス・レター」を読んで、仕事以外でも使えると思った二つについて書きました。

成長への「14カ条」なので、事業を構築・成長させるための役に立つ原則があと「12カ条」あります。

私はただの会社員ですが、この本から学んだリスクと失敗に対する考え方は、これから自分自信を成長させるために使っていこうと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました