ミニマリズムは手段であって目的ではないことを知る

ライフ

今回読んだ本「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」佐々木典士

ミニマリストって何?

ミニマリストという言葉はよく聞くようになりました。

私の認識では、「できるだけ少ないもので生活している人」で、スッキリとした部屋に清潔な服装、なんとなく“悟っている”感じがあり、憧れがありました。

私自身は、ミニマリストと言えるほど少ないもので生活しているわけではありませんが、コロナ禍にだいぶモノを減らしました。

でも今困っているのがお洋服。

段々と外出が増えると、どうしても新しい服が欲しくなる。

「ミニマリスト」には憧れるけれど、そんな私は結局ミニマリストにはなれないんだなぁと諦めかけていました。

そんな思いから、ミニマリストという生き方について書かれた「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」を読んでみました。

この本を読んで、私が「やっぱりミニマリストって憧れる!」と感じた理由をまとめます。

ミニマリストとは本当に「減らす」人?

結論から言うと、この著者によれば、ミニマリストとはただモノが少ない人ではなく、「自分に必要なものがわかっている人」「大事なもののために減らす人」。

そして減らすのは「大事なもののため」。減らすことが目的ではなく、減らすことで「大事なこと」を優先することができる。これがミニマリストの考え方。

ミニマリストが大事なものを大切にするために、「減らす」に注目する理由についてまとめます。

なぜ「減らす」のか

減らすのはそもそも多すぎるから。

人間というハードウェアは5万年前から変わっていないのに、情報もモノも詰め込みすぎている。

世の中が進化していくにつれて情報もモノも増えていますが、人間も脳の働きが速くなったり、記憶容量が倍になったりは速くなっているなんていうことはないのだそう。

当然のようにたくさんのモノに囲まれて、たくさんの情報に触れている私。

データが大量に保存されている重くなったパソコンのようになっているらしい。

毎日毎日忙しい、時間がない、気がつけば夜になっている。これは私もぐるぐるしているパソコンになっているということなのかも。

なぜ「増えた」のか

人間は「慣れる」から。

もともとはすごく欲しかったものでも次第に「当たり前」のものになって「慣れる」。

新しい刺激を求めると「差」が必要となるので、買い替えたり、量を増やしたりしたくなる。

確かに、買うときはどうしても欲しかったモノ、「これさえあれば!」と買ったものなのに、しばらくすると、「ここがもう少しこうだったら〜」なんて思い始めることばかり。

「この服は一生着られる!」と買ったお洋服でも、いつの間にか出番がなくなり、新しいものが欲しくなっている。

これは本当にそのモノが欲しいというより、この差に感じられている「刺激」を求めているということだったのかも。

なぜ「モノを持ちたい」のか

モノを持ちたいのは、モノによって「自分の価値を伝えるため」。

私たちは自分の価値を手っ取り早く伝えるためにモノを使っているそう。

たとえばおしゃれな服装をしたいのは、自分には「おしゃれな人」という価値をがあると伝えたい。

私たちは本当に必要なモノではなく、モノを「自分の価値」を伝える手段にしている。

確かに、家にいるときはスエットで十分。でも久しぶりに会う友達には、それでは会いたくない。

これは、友達に、私には「おしゃれ」という価値がある人間と思ってもらいたいから。お洋服を手っ取り早く自分の価値を伝える手段として利用しているということ。

基準はモノの量ではない!

著者は、いかにモノが少ないかを競うことは意味がないと言います。

たくさんのモノに囲まれていても、本当に必要なものが多かっただけで、持つことで毎日の活力を感じられているなら、モノを減らす必要はないと思っているそう。

あくまでミニマリズムというツールを使って、「大事なもの」を優先できるようにすることが大切。

もし私が新しいお洋服を買って増やしてしまうのが、それが前のお洋服に飽きて、人と会う時におしゃれな人として見られたい、という理由ならそれは減らすべきもの。

本当にそのお洋服が好きで、このお洋服に自分の時間も労力もかけたい!と思うのであれば、きっとそれば自分にとって大事なもの。

順番に考えていくと、私の場合は、お洋服はほとんどの場合では後者。着られる服はあるのに、定期的に欲しくなるのは、きっと刺激を求めているから。人と会うとにき欲しくなるのは、相手に私は「センスのある人」だという価値を伝えたいから。

全部がそうではなく、単純にお洋服を楽しみたいという気持ちもあります。でも、なんとなく欲しいから買う、必要でも大事でもないものを増やす、そのせいで自分のメモリを圧迫していることも多いと思いました。

ミニマリストの魅力とは?

今はモノも情報も多すぎる。

増えすぎたモノを減らすことで、少ない自分のメモリを大切なものに使うことができる。

ミニマリストの考え方とは、必要以上のモノを「減らす」ことで本当に自分にとって大事なものを優先すること。

ミニマリトの人たちがかっこよく見えるのは、モノを減らすことで、自分のメモリを大事なことに十分使うことができているからのようです。

モノを減らことに注目するよりも、「自分にとって本当に大事なことを優先する」という目線で考えてみる。

ただモノを減らすよりも難しそうだけれど、ミニマリスト、やっぱり憧れる考え方だと思いました。

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