自分の考えに自信が持てない私が、「BRAIN DRIVEN」からクリエイティビティを学ぶ

仕事

今回読んだ本「BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは」青砥瑞人

クリエイティブな人に憧れる

私は、自分の思いつきやアイディアには全く自信が持てません。

芸術的なひらめきや感性が必要な職種ではない会社員ですが、仕事の進め方でも会議でも、みんながいいと思うような考えが思いつけばいいのにと思うことはよくあります。

そんな思いから、「BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは」の「第3章クリエイティビティ」から、クリエイティビティを高めるヒントを探しました。

ぽち
ぽち

タイトル「BRAIN DRIVEN」の意味は、BRAIN(ブレイン)=脳、DRIVEN(ドリブン)は本の脚注によると「辞書的には〜『に突き動かされた』となるが、『〜を起点とした』『〜をもとにした』という意味で用いられることが多い。」とありましたので、「脳を起点とした」という感じだと思います。

また、クリエイティビティとは、「研究の文脈では、『新しく、価値ある情報(刺激)を発揮する能力」』をクリエイティビティとしている」そうですが、読んでみた私の感覚では、「何かアイディアを思いつく力」ということと思います。

私がこの本から学んだ、脳を起点としたアイディアを思いつく力の育み方についてまとめます。

「BRAIN DRIVEN 」から学んだクリエイティビティを高めるヒント

「BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは」の「第3章クリエイティビティ」から、私がこれから心がけようと思ったことが以下の3つです。

他者の評価を気にせず、創造し続ける

周りの評価に関わらず、本人にとって価値ある情報や刺激を脳内で生み出すプロセスが創造、その能力がクリエイティビティ。クリエイティビティを育むためには、脳の創造プロセスを活用し続けることが大切。他人に低く評価されてもやめない。自分にとっての新しさと他者の評価は分けて考え、ネガティブな他者評価を受け流す能力が必要!

私は他者評価を気にしていましたが、問題はそこではなかった。「みんなには評価されなかったけれど、考えたことで私のクリエイティビティは育まれた!」と考えることにします。

ぼーっとしているとき、クリエイティブなことを思いつく

クリエイティブな発想を引き出すには、物事に強く浸り続けることが有効。意図して集中的に考え続ける(その物事に強く浸り続ける)ことで強い記憶になり、その後にぼーっとしている時・単純作業をしている時にクリエイティビティを発揮しやすい。

私はこういう時に思い浮かぶのはネガティブなことばかり。ということは普段から悪いことを考えすぎていて、脳に回路ができているということだと思います。クリエィティブなことに使える時間をネガティブな思考に使っているなんてもったいない!ストレスの章にもよくないとあったのですが、ネガティブな思考を繰り返すのはやめます。

過去と未来の話がクリエイティビティを高める!

発想が必要な時に、最近あった出来事を具体的に思い出す。どのように感じたかまで表現できると想像力を発揮しやすい脳になる可能性が高まる。だから雑談も効果的。「大事なのは、いい話をしよう、格好いい話をしようと考えず、脳の中で未来を鮮明に描き、感情的な要素などもふまえて脳に情報処理させること」。

これまで会議前の雑談や自己紹介については、正直好きではありませんでした。ただ、雑談することでクリエイティビティが高まるなら、自分のために積極的に雑談していきたいと思います。クリエイティビティを高めたいときは、相手がどのように思うかは気にせず、勝手に最近の出来事や未来についてを話して、自分の脳をクリエイティブな状態に持っていきたいと思います。

クリエイティブ脳を使い続けてクリエイティビティを育てよう

一番印象に残ったのが、クリエイティビティを育むためには、その脳の機能を使い続けること、という部分です。

この本の中では、クリエイティビティの定義として、『創造とは、周りの評価にかかわらず、本人にとって新しく価値ある情報や刺激を脳内で生み出すプロセスをいい、その能力をクリエイティビティという』としています。

他者から評価される何かを生み出すことは簡単ではなく、でもそこで自分には向いていないと脳の活用を止めてしまうと、クリエィティブ脳は育まれない。

クリエイティブ脳を育むために必要なのは、他者からの評価を気にせず、クリエイティブ脳を使い続けること。

大切なのは自分が価値あると思うことを生み出した脳内のプロセス!

ダメ出ししてくる上司も鼻で笑う先輩も無視!

自分好みの脳

クリエイティビティとは才能ではない。脳は使うと鍛えられる。

この本の他の章、第1章モチベーション、第2章ストレスについても読みました。

全体を通して感じたのが、脳は使った機能が強く、使えば使うほど癖のようになっていく。

私はどちらかというとネガティブで、ポジティブに物事を考えられる人に憧れます。

でも、脳が使い方で変わっていくのであれば、ネガティブなことを考え始めたら、「脳に癖がつく!だめ!」と自分に言い聞かせようと思いました。

ポジティブに考えるよう癖づけを行なっていけば、自然とポジティブに考えるようになってくれる。

この本を読んだことで、「私の脳を私好みに育てていこう!」という考えが生まれました。

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