今回読んだ本「BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは」青砥瑞人
効率よく仕事をして早く帰りたい
モチベーションが高い、低いってよく聞きます。私の仕事に対するモチベーションはいつも低め。
モチベーションが高いと仕事も効率よくできそう。そしたら仕事が早く終わって早く帰れそう。職場から早く帰るためにモチベーションの高め方を知りたい。
仕事に対するモチベーションがいつも低めな私が、「BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは」の「第1章モチベーション」から学んだ、モチベーションを高める方法をまとめます。
先日この本の「第2章ストレス」から学んだストレスとの付き合い方まとめました。ストレスについての内容が面白かったので、モチベーションについてもこの本から学びました。

タイトル「BRAIN DRIVEN」の意味は、BRAIN(ブレイン)=脳、DRIVEN(ドリブン)は本の脚注によると「辞書的には〜『に突き動かされた』となるが、『〜を起点とした』『〜をもとにした』という意味で用いられることが多い。」とありましたので、「脳を起点とした」という感じだと思います。
脳を起点とした、モチベーションの高め方を学びたいと思います。
「BRAIN DRIVEN」「第1章モチベーション」を読む
まず、この本の中で、モチベーションとは「やる気になっている自分を認知した状態」とあります。
何かの原因により、私の脳の中で化学物質が放出されると、私がやる気になる、それを認識することがモチベーション、ということだと思います。
では私をやる気にさせる脳内の化学物質とは何か、何が原因で放出されるのか、自分なりに勉強になった内容をまとめます。
モチベーションを高めるには生活リズムから
呼吸や体温が乱れていると、学習や仕事のモチベーションどころではない。脳の構造として、コンディションを整えることが、仕事や学習のコンディションを引き出すために重要となる。
とりあえず、体調が整っていないとやる気にはなれない。
当然のことですが、そういう脳の仕組みなんですよ言われると説得力があります。まずは体調を整えます。
ドーパミンの効果
モチベーションに直接影響を与える神経伝達物質として重要なものが「ドーパミン」と「ノルアドレナリン」。二つの神経伝達物質のうち、ドーパミンの分泌はノルアドレナリンに先立つ。ドーパミンは集中力を高め、記憶定着率を高め、学習効果を高め、より困難なタスクに挑戦してみようと考える状態に導く。
ドーパミン最強!これを私の脳内で好きな時に放出できれば、やる気のある、モチベーションが高いと言われる毎日を送ることができるようです。
ドーパミンはいつでる?
ドーパミンが放出される状態とは、ある情報に興味関心があるために、脳が「知ろう、学習させよう」と反応している状態。好奇心を持ったり、何かやってみたいと思ったりしている時にはドーパミンが出やすくなる。
「SEEK、WANT、TRY、LIKE」を感じているときはドーパミンが出やすい。
- SEEK:自分にとって何か良さそう
- WANT:学習ずみの快を改めて求める
- TRY:より困難で大変な作業をやってみようと思う
- LIKE:学習ずみの快の認知的な判断、直感
また、普段の自分がウキウキワクワクした状態(ドーパミンを促している状態)になった時に気づく習慣を身につけ、気づいた瞬間にその状態を味わうことが、モチベーションを高めやすくするトレーニングになる。
何かするときには、興味を持てるかがやっぱり大事ということのようです。
ドーパミンのコントロール
モチベーションを高めて仕事をするとは、脳内にドーパミンを放出させ、集中力や学習効率を高めて仕事をするということ。
ただなんとなく仕事をしていても、モチベーションは高まらない。私のように、興味なく仕事しているとモチベーションが高まらないのは脳の仕組みの通りでした。
効率よく仕事をするために、自分で自分のモチベーション、(ドーパミンの放出)をうまくコントロールする方法を身につけたいと思います。
早く帰るために、仕事にワクワクを
何かをする時には、やっぱりワクワクする気持ちがあることが何より集中力を高めるようです。
私は日々の仕事をあんまりワクワクなく過ごしている会社員ですが、自分が勝手にワクワクすることを受動的に待っているのではなく、仕事に対しても、興味や関心の持てることを探して取り組む。
そうすると効率が良くなって、結果として早く帰れるのかも知れません。
早く帰るために、日々の仕事に興味や関心を探す。なんか不思議ですが、私の脳にドーパミンを放出させるため、心がけてみたいと思いました。
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