「BRAIN DRIVEN」を読み、脳を味方につけるストレスとの付き合い方を学ぶ

仕事

今回読んだ本「BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは」青砥瑞人

「ストレスのない生活を」ってどうやって?

「ストレスのない生活をしましょう」「ストレスを溜めてはいけません」よく聞くフレーズですが、私がこれを聞いていつも思うこと。

「どうやって?」

不調があって病院へ行くと「ストレスですね」とよく言われる私はいつも疑問に思っていました。

日々会社員として仕事をしている中で、ストレスを溜めないってどうやって?みんなそんなにストレスなしで働けてるの?

そんな私が、「BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは」の「第2章 ストレス」から学んだ、脳を起点にしたストレスとの付き合い方をまとめます。

ぽち
ぽち

タイトル「BRAIN DRIVEN」の意味は、BRAIN(ブレイン)=脳、DRIVEN(ドリブン)は本の脚注によると「辞書的には〜『に突き動かされた』となるが、『〜を起点とした』『〜をもとにした』という意味で用いられることが多い。」とありましたので、「脳を起点とした」という感じだと思います。

脳を起点として、ストレスについて知りたいという思いから、この本、特に第2章ストレスを読みました。

「BRAIN DRIVEN 」から学んだこと

「BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは」の「第2章 ストレス」から、今の私がストレスとうまく付き合っていくために必要な知識と感じたのが以下の3つです。

ストレス=悪ではない

やりたいことやろうとしていることから受けるストレスは、学習効果を高める、生きていくうえで必要不可欠なもの。適切なストレスなら、ストレスを感じていても別に悪い状態ではない。どこからストレスを受けているのか整理することが大切。

ストレスをなくしてくださいと言われた時に、仕事辞めろってこと?と捻くれた私は考えてしまいましたが、仕事=ストレスみたいな単純なことではない。いいストレスもある。まずは自分のストレスについて認識することが大切。

意図しないストレス、過度なストレス、慢性的なストレスは避けた方がいい

意図しないストレスとはやりたいこと、やろうとしていることから受けるストレス以外のストレスのこと。脳は回避効率を高めるために無意識に嫌な出来事を思い出したり、粗探しをする。これは脳の仕組みだが、意図しないストレスにストレス反応するのはもったいない。

ストレスが過剰になると、思考などを司る部分が停止するため、考えたいのに考えられなくなる。これは過度なストレス。頭が真っ白になる状態のこと。そうなると不適切だと思われることをやってしまうことになる。

慢性的なストレスは脳にとってよくない。ストレスを思い返すと慢性になってしまう。私たちの脳は、嫌なことやネガティブなことを思い出しやすい。同じようなことを何度も何度も堂々巡りさせると、人間の脳内の神経細胞の結び目であるシナプスの反応が強固になる。

これらのストレスは避けるべき。

ストレスを抱えた時の解消方法を持っておく

マイナスのストレスを上手にオフする技術を身につける。

これは、ストレスが過剰になっている状態や慢性化した状態では新たに探すことができないため、普段からその存在を認識し、脳の記憶として保持しておくのがいいそう。

ストレスとうまく付き合うヒントの15のうちの一つ抜粋すると、「好きなことに没頭する」。

のめり込んで何かをやっている状態では、注意の対象が好きなものに独占され、他のストレッサー(ストレスの原因となる刺激)に注意を向ける余裕がなくなる。

ストレスは心ではなく、脳の反応

ストレスを感じないようになりたいと思っていましたが、ストレスは人の脳の仕組みで当たり前のこと。

自分の感じているストレスが何から来ているのか、いいものなのかよくないものなのか分析し、よくないものは適切に対応していく。

そして成長を促すいいストレスと付き合っていく。

ストレスとの付き合い方もですが、自分のことを客観的に、俯瞰的にみること(メタ認知)の大切さに気づきました。

自分の脳をコントロールして味方につける

自分で自分のストレス反応を俯瞰的に捉えることで、ストレスはコントロールできる。

特に私が知れて良かったと思ったのが、ストレスは思い出すと、脳に定着してしまうこと!

嫌な記憶をわざわざ脳に刻みつけてるなんて思うと、余計にストレスです。

ストレスの解消方法を身につけ、ネガティブな記憶を脳に刻ませないようにしたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました